光速度不変原理と時間の遅れの矛盾 光速度不変原理は、特殊相対性理論の根幹をなす原理です。 特殊相対性理論は、思考実験で、移動する物体の光の状態に光速度不変原理を適用し、時間の遅れや、ローレンツ因子、収縮などの考え方を提唱しています。 この考え方は、物理学者にとっては、当たり前のこ... 続きをみる
2018年8月のブログ記事
-
-
運動する物体は、運動系ではない 皆さんは、運動する物体は、「運動系」と考えている方がいると思います。私も最初は、「運動系」と考えていました。 アインシュタインは、「特殊及び一般相対性理論について」(金子 務 訳)の中で、座標系とガリレイ座標系について言及しています。 アインシュタ... 続きをみる
-
マックスウェルの波動方程式が不変でなくても 測定される光速度は2つ以上ある マックスウェルの波動方程式は、ガリレイ変換で不変ではありません。 そのため、一般の物理学者の皆さんは、真空中には、一つの波動方程式しかないので、真空中に存在... 続きをみる
-
マイケルソン・モーリーの実験結果と収縮理論 マイケルソン・モーリーの実験結果は、「観測者が、移動していても、どの方向の光の速度も一定である。」との認識を持っている物理学者の方がほとんどのようです。 しかし、移動する物体は収縮すると考えられているので、その状態で光速度を測定すると、移動方向の... 続きをみる