愚者さんのコメントに関する反論③

 軌跡に光速度不変原理を用いる愚かさ
 なぜ、光そのものでない軌跡に、光速度不変原理を適用し、光速度にしているのが誤りであるのかを図を使って簡単に説明します。
 判りやすくするために、運動系(地球)の光を静止系で観測した軌跡の状態について 地球を静止系にして図-1に示しています。

       

                   図-1
 地球の観測者は、ox’間で光を観測します。
 この時、静止系では、ピンクの光の軌跡を観測します。
 地球では、Z軸より左側には、光が存在しません。
 しかし、宇宙空間では、Z軸よりも左側に軌跡を観測するのです。
 光が存在しない領域に軌跡が存在することになります。
 これは、静止系で観測される光の像を移動によってピンク色の虚像として認識しているにすぎないのです。
 軌跡は、虚像なのです。
 アインシュタインは、この虚像に、光速度不変原理を適用し、理論構築を行っているのです。
 軌跡は、宇宙空間で認識した光の像を移動することにより、合成された虚像としてみているのです。
 アインシュタインは、エーテル理論的な考え方で軌跡に、光速度不変原理を適用し、理論構築を行ったのではないかと考えていますが、静止系と運動系という考え方では、運動系と静止系の光の状態を別々にして考察しなければならないのです。
 電車の中をを移動するボールを考えてください。
 静止系で観測しているのは、ボールが移動する像を認識し、ボールの軌跡を観測しているのです。
 ボールの軌跡は、実像ですか?
 ボールの軌跡は、移動速度によって合成された虚像なのです。光も同じです。
 違う系の光の軌跡は、観測者が観測する虚像なのです。
 これでも軌跡に光速度不変原理を適用しますか?
 軌跡の速度は、Ⅽですか?
 ローレンツ変換は、虚構の理論ではありませんか?